【商業施設への自動散水導入事例】樹木葬の霊園に散水機を導入
【商業施設への自動散水導入事例】樹木葬の霊園に散水機を導入
今回は樹木葬のある霊園に自動散水を導入させていただきました。
この記事では
① 緑化管理にお悩みの方
② 夏場の水やりに苦慮している方
上記ような方のお役に立つ内容です。
樹木葬の現場の課題
樹木葬とは、日本の伝統的な埋葬方法である墓石による埋葬とは異なります。自然に還ることを重視した樹木葬は、墓地の代わりに樹木や花がシンボルとなる埋葬方法です。自然環境の保護や持続可能性を重視する現代のライフスタイルや価値観に適した選択肢として、特に注目を集めています。
今回は新しく法面に芝生を貼った場所への自動散水のご相談でした。
この場所では植栽の維持管理はもちろんのこと、墓石を定期的に手入れする必要があります。しかしそれには下記のような課題がありました。
① 広範囲のエリア:広範囲のエリアでの水やりは時間と労力が必要です。
② 水まき時間の制限:お墓参りの方がいらっしゃることから、早朝や夜などを中心に水を撒き終わる必要がありました。
③ やさしい水まき:ホースで水を撒く場合、水の調整を誤ると土砂がはねてしまい墓石が汚れる可能性がありました。
ジェットスプレーを利用して課題の解決
ジェットスプレーでは、1水路に一定の水圧があれば約10本程度設置可能です。ジェットスプレーは飛距離が半径約2mほどです。360度散水の場合、計算上は実に約120㎡を補うことが可能です。
また、時間制限も手動でも朝に蛇口をひねるだけで散水が開始可能ですし、タイマーを取り付ければそれも自動化が可能です。
そしてジェットスプレーの一番の特徴は、水がスプレー上に優しく散水できるため、地面を激しく水で打ち付けるような心配がありません。
ジェットスプレーの水の出方はこちら
導入後の効果
今回導入したことで、以下の効果が得られました。
① 時間と労力の削減:手動でホースの水やりに比べ作業時間が大幅に軽減され、スタッフが別の業務に当たれるようになりました。また夏場の熱中症対策としても効果が期待できます。
② 植物の環境維持:定期的な適量の水やりによって、手動の時に比べて撒きムラがなくなり、どこでも均一に植物が成長できます。
③ 綺麗な墓石の維持:ジェットスプレーによる散水で、墓石につく埃や砂が定期的に水で流されるため、綺麗な墓石を維持することができます。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
当社の散水機はスポーツスタジアムでも使用されるような芝生や、日本庭園で見られる苔のような、繊細な植物に適したスプリンクラー部材を多くご用意しています。
ただ水を撒くだけでなく、植物にも利用される現場にも適した散水機をご紹介できればと思います。