自動潅水の見積りと製作図の実例から導入のための相場を解説
この記事は
・簡易式自動潅水の相場を知りたい方
・自動潅水でどんな部材が必要か知りたい方
・ドリップチューブの設計方法を知りたい方
上記のような方のお役に立つ内容です。
はじめに 前提条件
今回は縦5m、横10mの約50㎡の現場にドリップチューブを施工するとしての見積りと図面をご紹介しながら解説していきます。
前提条件
・水道配管13A 水圧300kPaの水源あり
・コントローラーは電池式 コントローラー・電磁弁一体型の簡易仕様
・ドリップチューブは穴間隔500mmピッチのチューブを使用を想定
Point
配管口径13Aというのは、一般的な蛇口の大きさです。戸建て住宅であれば13Aの口径はあると考えてよいでしょう。水圧は地域によって様々ですが300kPaは平均的な水圧です。
電磁弁システムの簡易仕様とは、下記写真のような立水栓や散水栓の蛇口にそのまま取り付けするタイプの散水システムです。
①計画図を描く
自動潅水はまず図面を作成することが必要です。
ドリップチューブは積算上はチューブの配置間隔を500mm間隔で設置するとして描きます。
詳しくは下記リンクをご覧ください。
実際に作図すると上記図面のようになります。
また、積算としてはドリップチューブの場合概算として1㎡に対して2mのドリップチューブが必要という概算の計算方法があります。
今回50㎡ですので、50㎡×2mで=100m
16mmドリップチューブが100m巻×1巻あればこの現場は施工出来ると計画可能です。
もし緑地面積が76㎡なら、152m分のドリップチューブを用意しておく必要があります。
※植栽の配置が複雑な場合チューブを接続していくなかで、チューブをカットする必要もあります。そのカットした端材を流用出来ない場合もあるので少し余裕をみた数量にすることも大事です。
また、ドリップチューブの継手も何個必要となりそうかが分かってきますね。
下記が各継手の利用方法です。
②何系統かを考える
実際に作図をすることで、ドリップチューブの必要な長さが100m必要であるということがわかりました。
次に考えるのは何系統で運用できるかです。系統とは電磁弁の個数です。
ドリップチューブやスプリンクラーにはそれぞれ吐出量が決まっています。散水機.comのドリップチューブでは分かりやすく直線延長距離が
カタログに掲載されています。
今回使用するドリップチューブ500mmピッチであれば直線延長距離330mですので、設置範囲内です。
もし現場規模が200㎡であればチューブは400m分必要ですので、330mを越えているので、電磁弁を2個用意して2系統として、100㎡ずつ分けて散水する計画をします。
※注意POINT
簡易式のコントローラーはプロ仕様と違い、蛇口に取り付けるタイプですので基本的に1系統の運用しか出来ません。簡易コントローラーを2台3台と付けるということは蛇口も同じように必要となってきます。
複数のコントローラーが必要な場合はグロスで見るとプロ仕様で運用した方が部材コストも施工コストも下がり運用も楽になる場合があるのでぜひご相談ください。
まとめ
以上から、
・コントローラーは電池式簡易仕様
・電磁弁システムは1系統
・ドリップチューブは100m分必要
このような構成要素が見えてきました。
実際に見積もりに落とし込みます。
③実際の部材見積もり
見積の構成としては
以上となります。
施工費について
施工費ですが、今回の規模であれば約10万円~20万円程度が参考施工費となります。(2人工で1日間 汎用部材費・諸経費込みの想定です)
※参考施工費はより詳細な物件情報が必要ですのでぜひ一度オンラインでの無料相談にてヒアリングさせてくださいませ。
自動散水を導入したい方へ:見積&製作図は無料で作成します
散水機.comでは、以下を無料で対応しています。
-
オンライン打合せ
-
概算見積の作成
-
製作図(散水プラン図)の作成
-
商品の提案
「まずはどれくらいの費用か知りたい」
「自動散水の設計を任せられるところを探している」
という方も、気軽にご依頼いただけます。
自動散水をご検討の方はぜひご相談くださいませ