芝生に必ずポップアップスプリンクラーが必要な理由
自動散水システム、散水スプリンクラーの導入理由の一つとして挙げられるのが、芝生の管理。自動散水システムの本場アメリカは、一般家庭への芝生の普及により、散水機が生活の一部に浸透しました。
芝生はしっかりと管理をしないと綺麗に育たないと言われ、鑑賞だけでなく、近年では管理が趣味という方も多くなりました。本コラムでは自動散水専門店からの視点で、芝生と散水の関係についてまとめていきたいと思います。
芝生とは
私たちの身近にある芝生とは・・意外と知られていない特製をまとめました。
日本における芝生の歴史は、万葉集に「芝」の記述が登場し、平安時代に書かれた日本最古の造園書「作庭記」には。「芝 をふせる」という記述が見られるために、芝が造園植物材料として平安時代頃には認識されていたものと言われています。その後、明治時代に入り海外との交流が活発になると、各地で西洋芝が導入され、現在の「芝生」の文化の形になりました。
次に芝の特性そのものを記載します。
芝とは、1種類あるいは数種類の芝草を人工的に群生させ、適宜刈り込みなどの管理を行い、地表面を緻密に被覆するような生育を維持させ、ある程度の広がりをもち、運動や休養や鑑賞や保安の目的に利用されるイネ科の多年草の総称である。芝草とも呼び複数の種類がある。シバ属のシバ (ノシバ) (英語版)(Zoysia japonica Steud.)という和名の植物もあり、これも芝として利用されるが、シバ属以外の植物にも芝として使われるものは多い。
イネ科の特性から基本的に芝生は大量の水を必要とする植物です。芝生1平方メートルあたりの1日の蒸散量は5ミリ前後と言われており、人工的に芝生を敷設するなどした際には必ずと言っていいほど散水が必要になります。
では次に、水はどのように撒けばよいかまとめました。
散水のタイミング
芝生の水やりは午前中の涼しい時間に行うのが大原則です。その理由として、太陽が昇った後、日中などの気温が高い状態で水やりをすると、芝生の中や根が蒸れた状態になり、芝生の生長に悪影響を及ぼす可能性があるからです。
早朝に水を与えることで日中の光合成が効率的に行われ、栄養が生まれやすくなり、芝生の生育に効果を発揮します。
しかし一方で芝生も人間と同じ。沢山水を飲んだ直後にまた水を飲むことはできません。涼しい時間帯を狙って散水を行い、日中、適度に水分を蒸発させ、再度、そこに散水を行います。
芝生への散水は朝・・・とはいうのものの、朝イチで散水できない現場も沢山あります。
そこで、散水機ドットコムがお役に立ちます。種類豊富なタイマー制御でお好きな時間に散水開始を設定することができます。散水スプリンクラーの自動化はオススメです。
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散水の目安
芝生の蒸散量から散水時間は1m2あたり10~20リットルの水を撒くと良いとされています。設置した散水機の吐水量から、散水量を決めていきます。おおまかに日本芝と西洋芝に分けて、散水回数を下記にまとめました。
高麗芝・野芝などの日本芝
元々、乾燥に強いので、夏季に晴天が続き、乾燥がひどい場合を除けば、散水は朝1回で充分です。
寒地型西洋芝
乾燥に弱いので、夏季には最低でも毎日1回、できれば早朝・夕方の2回、散水が必要です。
芝生に相応しいポップアップスプリンクラー
芝生を設置される場合広い面積に芝生を設置される方が多いです。だからこそ水やりは大変になりますし、せっかく広々としたお庭に芝生を貼ったのに水まき用のホースや、突き刺さったままの散水機がむき出しでは景観を損ねます。
普段どこにあるか分からない。しかし水を出すときはしっかりとお水を与えるポップアップスプリンクラーは芝生に最適です。
自動芝刈り機も導入してさらに自動化
自動散水システムにより水やりを自動化し、時間を作ったら、さらにもっと管理の手間を省きたいと思うのが普通でしょう。芝生業界でもう一つ自動化できるものとして有名なのが、「自動芝刈り機」です。
自動芝刈り機の導入でも、ポップアップスプリンクラーなら相性は最高です。地面と同じ高さに埋設できるポップアップスプリンクラーならば、自動芝刈り機の芝刈りの邪魔をしません!
下記コラムは自動散水システムと自動芝刈り機を導入したお施主様へのインタビュー記事でございます。
ぜひ下の画像をクリックし、一度ご拝読ください。