標高800mでの作庭
山梨県・勝俣造園の専務様にインタビュー!
こんにちは。散水機.com店長の竹澤です。
本日は、山梨県・富士吉田市にある勝俣造園の専務様にインタビューしました。同社の対応エリアである山梨県河口湖界隈は標高800mのところにあり、標高800mというと関東平野から見上げる筑波山と同じ高さであります。この環境でどのように自動散水を導入しているか、お伺いしました。
御社のお仕事を教えて下さい。
お客様から来た依頼がきっかけで
- 散水機ドットコムを選んだ理由をお聞かせ下さい。
ずばり営業マンのプレゼンでした。もともと散水機.comの運営会社グローベンの竹垣を使っていた関係で、ある日営業スタッフが自動散水システムを提案してきて、なるほどねって認識はしていました。しかしすぐに出番はありませんでした。確かにあの時代に自動散水を導入する現場は皆無でしたから。
- 散水機ドットコムの製品を使うキッカケはなんですか?
10年ほど前なのですが、県内でも有数の不動産会社の会長宅の日本庭園を造る計画があり、なんとその設計に自動散水が計画されており、県内で誰かできないか?と声がかかったんですよね。だからすぐに手を挙げましたよ。その時は使ったこともなかったけど、同社は昔から石橋をたたくような商品選定をしていると感じていたので、やってみよう!と思ったわけです。
予想通りの性能でした。
- 導入に苦労された点を教えてください。
まずは施工。やったことがなかったので、散水機ドットコムに何度も連絡をとり教えていただきました。当社は社内にも水道工事の資格保持者がいたりと、肝の部分(電磁弁、コントローラー、散水機)を理解をすれば、あとは通常の水道工事。簡単でした。ただ入口は難しいイメージかもしれません。だからプロ向けなんだと思います。
次に値段。やはりイメージつかないわけですから、私も施主さんも「うんと高いもの」だと思っていました。しかし蓋を開けてみると、材料は意外と安く、施工を要領よくこなせば、そんなに高いものにはならないはずです。
そして提案をどうするか。私は一台デモ機を自社で購入してお客さんのところに持っていきました。簡易的に水道につなげるようにして、お客様のお庭などでデモ散水を行いました。すると、散水機ドットコムの営業スタッフが言ってた性能通りに水が出ました。プレゼン通りだったよ!
寒冷地での売り方はコツがいる。
- ところで冬は大丈夫ですか?
それは任せなさい! 実は寒冷地だと「水=凍る」というイメージが徹底してあり、実は自動散水を売り出すときに凍害の懸念はかなりありました。まずお客さんに冬は使えないよ、そして寒くなったら水抜きしてね、という声掛けから始まりました。最近は宮城でも夏は暑いし、冬の凍結が怖くて自動散水必要ない、なんて話にならなないんですよ。そして、凍結対策。凍結深度に合わせた配管施工、水抜きしやすいようにドレーンバルブ取り付けなど、ウチならではの対策をきっちりしてます。
-どういうお客様がご購入されるでしょうか?
やはり凍害の問題をオーナーさんに意識付けすることで、あまりトラブルにはなっていません。
-今後も散水機ドットコムを使っていただけるでしょうか?
もちろん、自動散水の提案は我が社にはなくてはならないメニューなので、引き続き勉強をさせていただきます。
取材日2021年4月2日
インタビュアー竹澤
勝俣造園 勝俣専務様、本日はお忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。