既存の散水設備交換について

既存の散水設備交換について

自動散水システムは新規設置がすべてではありません。

実は散水機ドットコムに寄せられるご要望の半分が既存設備の更新についてのお問い合わせです。私の経験からしても、正体不明の散水設備が付いていることが多いです。ひと昔前は平行輸入の商品も多く、そもそも操作が英語だったり、会社が日本から撤退していたりと、アフターフォローがしっかりしていないものが多いです。

放置しておくと、漏電や漏水などのトラブルも発生しやすくなり、機械の更新は必須になってきます。散水機ドットコムはグローベンの散水部材を使用し、お客様のご要望をお伺いした上で、最適のシステムに再構築いたします。

都内某所の個人邸の場合。

毎回、勝手に水が撒かれるんだけど・・・

ある日、私の所にお施主様からご連絡がありました。なんでも築20年の物件を購入したところ、自宅庭にすでに自動散水システムが入っており、それが毎日、勝手に水を撒いているというのです。さっそく現場調査を実施いたしました。

既存の灌水設備 潅水コントローラー

水源はここですね!

現場に到着すると、確かにお庭にはドリップチューブが施工されておりました。我々スタッフはチューブの元を探っていきます。すると、左の写真の場所に行きつきました。

 

既存の灌水設備 潅水コントローラー

コントローラーは・・・これですね!

壁のプルボックスに内臓されておりました。これはよくあるケースで、アメリカ製の廉価品は防雨タイプのものがなく、日本の仮設電源などで使われるプルボックスに入れて納めたりしていた時期があるそうです。

念のため、動作確認を行います。動きましたね!

しかし今後の保証の問題もあり、交換することになりました。次は電磁弁を探します。

既存電磁弁の確認を実施

電磁弁は地中埋設されていました。

コントローラーからの制御線が心もとないですね・・・樹脂の減圧弁などもあり、この一帯を掘り返して電磁弁を交換することになりました。

アメリカではこのレベルでもDIY商品として販売しており、ホームセンターで販売されています。しかし見た目は本格的であっても品質は本当に簡易的です。消耗も早いですので、しっかりとしたものに交換しましょう。

 

またアメリカのDIY商品をプロ仕様として販売している業者もありますのでご注意ください。最初は安いかもしれませんが、後々の保証など皆無に等しいです。修理交換でなく、同じ商品が送られてきて終わり・・なんでこともよくあるそうです。

この現場ではコントローラーと電磁弁一式を交換させていただきました。

現場調査いたします!

何十年も経っていたりすると、図面で残っていることは皆無です。既存散水設備のやり替えについては、現場調査を実施するのが一番です。ぜひお問い合わせください。

エリアによっては対応できない場合がございますので、ご注意ください。

ご不明点がございましたらお気軽にお問合せください。

 

 

 

 

 

今回採用した商品のご紹介です。

自動散水システムの更新、お気軽にお問合せください!
自動散水システムの更新、お気軽にお問合せください!
受付時間:08:30~17:30 (毎週 土曜・日曜・祝日)
最終更新日: