散水スプリンクラーと庭
目次
散水機.comの考える日本のお庭との相性
日本文化に散水スプリンクラー。
古来、日本には「打水」という文化があり、単純に土埃の抑制や冷却だけでなく、場を清めるという意味もあります。そのような環境下でお庭やアプローチに水を撒く、という事に抵抗感を感じることは少ないと思います。
毎日決まった時間に洋服も汚さず水まきが出来たら便利ではありませんか?
日本庭園にもそっと溶け込みます。
例えば苔のお庭。常に水分が必要な苔には、欠かさず散水が必要ですが、忙しい現代で毎日決まった時間に散水することは中々難しいです。
散水機ドットコムではお庭の景観を崩さず、散水機を設置することが可能です。
スプリンクラーの導入について。
お庭にスプリンクラーを導入したいけど、なかなか思い切れない。
このようなお客様は下記のような疑問をお持ちの場合が多いです。
スプリンクラーがお庭に設置されるイメージが湧かない。
スプリンクラーは広い平面の緑地にしか使えないんでしょ?
まさにおっしゃる通りです。水が縦横無尽飛び出すのではないか?隣家に水が行ってしまうのではないか?など、ご不安な部分が多々あるかと思います。
このコラムではそのお客様の「お庭にスプリンクラー難しいでしょ?」というイメージの原因を探り、その解決策をご紹介していきます。
昔の散水スプリンクラーのイメージ
広大な面積のお庭に、飛距離の長いスプリンクラーが自動的に散水される。
多くの方がイメージする散水スプリンクラーのイメージはズバリこれかと思います。もちろん本来の散水スプリンクラーはこのイメージで間違いないです。しかしそのイメージは30年以上前のものです。
広い場所に長距離で水を飛ばす・・というのは過去のイメージなのです。
現在のスプリンクラー
現在の散水スプリンクラーは、加工技術の進化で精密なノズルを作ることができ、短距離や、散水範囲など細かく設定することが可能です。
画像はスプリンクラーを真上からみたものですが、散水範囲は一方に限定されています。これを90°の散水範囲と散水機ドットコムでは呼んでいます。ノズルを調整することによって、5°~360°の散水範囲を調整することができます。つまり建物やフェンスなどの入り隅に設置することが可能なのです。
結論!狭いお庭でもスプリンクラーは導入可能です。
次にどのように日本のお庭に散水スプリンクラーを設置していくかご紹介いたします。
お庭へのスプリンクラー導入の流れ。計画段階
散水する場所の範囲を平面で見る。
写真のようなお庭でもスプリンクラー導入は可能です。散水機ドットコムでは対象エリアの面積、縦横を計ります。例 3m×5m 10m×15m など
すべてのお庭が正方形とは限りませんが、縦横の目安の長さは出せると思います。その寸法を元にスプリンクラーの配置を検討します。新築物件等、新しいお庭ですと図面をご用意ください。
図面がある場合。
図面上で散水範囲をご指定してください。散水機ドットコムの方で、この場所に最適なスプリンクラーを選定いたします。もちろん図面作成は無料でございます。
可能でしたら水源・電源の位置も教えてください。ご指定がない場合は仮設で計画いたします。ご指定いただいた方がより精度の高いお見積りが作成可能です。
図面への散水機の落とし込み。
散水範囲が決まりましたら、その部分に最適なスプリンクラーを選定いたします。
散水機ドットコムでは1mからの飛距離ノズルがあり、狭小地でもスプリンクラーを導入可能です。また散水範囲に対して外周から中央に向けて散水を行いますので、周囲に水が飛び散ることはありません。※強風などで散水範囲外に飛散する場合があります。
図面がなくても散水機.comにお任せください!
図面が無い場合は散水機.comのプロスタッフがお伺いして現場調査を実施いたします。他社にはできないサービス。お申込みいただければ対応させていただきます。
図面がある場合でも、施工前に現場を確認致します。
お庭へのスプリンクラー導入の流れ。施工段階
規模にもよりますが、2、3日前後かかります。
電磁弁の組み上げ
水源の確保を行います。水の確保ができければ、そもそも自動散水は成立しません。
スプリンクラーの位置出し、配管
水源の確保ができましたら、そこから各スプリンクラーへの配管ルートの確保を行います。直線が多い場合は塩ビ管にて配管しますが、日本庭園のように曲線が必要となる場合は特殊なホースを使います。
スプリンクラーの設置
配管が出来ましたら、末端にスプリンクラーを設置します。植栽がより鬱蒼としている場合は通常の地面から立ち上がるスプリンクラーは使えませんので、台座を作ります。
コントローラーの設置
最後にバルブを時間通りに開ける信号を送るコントローラーを設置します。電源式が使用にストレスなく使えますが、電源が確保できない場合の為に電池式等のご用意もあります。
水出し調整
最後にもっとも重要な工程である水出し調整を行います。実際に水を出して、スプリンクラーの角度、飛距離を調整します。ノズルを交換する場合もございます。
一番難しいのは施工の部分で、その部分は散水機ドットコムが行いますのでご安心ください。導入までのサポートもさせていただきます。ぜひご検討ください。