物件ごとの散水機費用について

物件ごとの散水機費用について

自動散水システムの相場

別のコラムで自動散水システムの必要性や費用対効果について解説しましたが、具体的にこの物件幾らかかるの?という解説については未だに触れられることはありませんでした。

本コラムでは具体例を挙げ、物件ごとにどのくらいの費用がかかるのか、ご案内いたします。

ドリップチューブを使用した場合の費用

戸建住宅外構の場合。

戸建て住宅の特徴としては、建物の外周に細い緑地帯がありドリップチューブをグルっと一周する計画が多いです。このような形状はホースを伸ばして手撒きすると大変労力のかかるもので、一箇所のバルブ開閉でパッと全体に水が行きわたるシステムは有効です。
戸建て住宅の散水計画図
戸建てのお庭への自動散水

簡易コントローラー(電磁弁内臓)
スマプロBTコントローラー 25,500円 

300mmピッチドリップチューブ 継手 他

図面の内容で材料費 定価6万円

 

お庭のサイズにもよりますが、個人邸の場合、小型のコントローラーで済む場合もありますので、比較的リーズナブルに仕上がるケースが多いです。簡易式タイマーであれば既設の立水栓や埋設水栓に取り付けできるので、設置も容易です。上記図面の物件はやや大きいので、工事費を含めると15万円前後という物件が多いです。

 

 

賃貸アパート外構の場合

賃貸アパートの特徴としては、建物のエントランスへの舗装アプローチが一箇所あります。その部分の渡り配管を事前にアプローチ下に通せるか否かで金額が変わってきます。その他は戸建てのお庭とあまり変わりはありません。また管理人や大家さんが常駐していない物件はコントローラーに鍵をかけたり、スマホ操作のものにするなどセキュリティーに配慮する必要があります。こちらはご相談ください。

賃貸アパートへの散水計画
簡易散水コントローラーで計画した場合

簡易コントローラー(電磁弁内臓)
スマプロBTコントローラー 25,500円 

300mmピッチドリップチューブ 継手 他

※図面の内容で材料費 定価15万円~

賃貸アパートはエリアによって緑化面積を確保しなくてはならない場所もあり、その緑化の維持に自動散水システムは必須になってきます。新築時の場合は渡り配管の確保、既存物件でも現場調査を実施して水源ルートを確認する所からスタートします。規模にもよりますが、30万前後が相場です。一つとして同じ現場はありませんので原則お見積させていただきます。

 

 

小~中規模のビルディング外構

ご依頼いただく案件の中で、オフィスビルやマンションの外構についてもお問合せいただくことが多いです。ビルの規模は大きくても、意外と外構の緑地帯については賃貸アパートと変わらないケースがあります。ビルディングの特徴としては、緑地帯を跨ぐ舗装アプローチが2~3か所あり、渡り配管の事前打合せは必要になります。既存物件でも側溝の中に配管を隠したりすることもできますので、一度現場調査を実施いたします。

ビルディングの散水計画
プロ仕様電磁弁で計画した場合。

プロ仕様コントローラー+電磁弁

プロCコントローラー ×1台 55,000円
電磁弁セット ×1セット 50,000円

300mmピッチドリップチューブ 継手 他

※図面の内容で材料費 定価20万円~

ビルディング物件に関しては公共性の高い側面もあり、基本的には電源式のプロ仕様コントローラーをお奨めしております。その為、やや金額が高くなっております。ご相談いただければ簡易式コントローラーに変更することも可能です。またお引渡しの際に実際に管理される方へのレクチャーなどを行います。

 

 

大規模ビルディング 再開発案件

大規模ビルディングや再開発PJ案件につきましては基本的に要見積りになります。緑地の平米が分かれば概算見積もりをすることは可能です。コントローラー等を指定色のステンレス製ハードボックスに格納して納めることもできます。ご相談いただければお応えさせていただきます。
再開発案件への散水機導入

プロ仕様コントローラー+電磁弁

プロCコントローラー 電磁弁セット 複数台

500mmピッチドリップチューブ 継手 他

緑化面積(㎡)が分かればすぐ見積致します!

 

 

大規模物流倉庫外構の場合

大型物流倉庫も同じく緑化計画が必要になります。建物に伴い膨大な面積の緑地が必要になり、自動散水システムも当初から計画に入っているケースがあります。図面のような外構図や緑化面積が

 

大型物流倉庫への散水機導入
大型物流倉庫への散水機導入

ソーラー仕様コントローラー+電磁弁

GBエコソーラー6系統×4台 合計24系統 

電磁弁セット 24セット

500mmピッチドリップチューブ 継手 他

緑化面積(㎡)が分かればすぐ見積致します!

お問合せはこちらまで
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受付時間:08:30~17:30 (毎週 土曜・日曜・祝日)

 

 

スプリンクラーの場合

スプリンクラーを用いた自動散水システムの費用ですが、個人邸の工事費込みの費用は概算で50万円~が目安になります。商品の組み合わせによってはリーズナブルに納めることが可能です。

なぜスプリンクラーは高額なのか?

スプリンクラー本体のお値段は1本5000円~という低価格帯なのですが、多く水量を使うため、簡易コントローラーで制御できず制御部材に費用がかかる、また各所スプリンクラーを配置する地点まで配管しなければならないのでその掘削費用にお金がかかります。

 

同じ物件でも状況によって金額が大きく変わります

同じ物件でも、緑地にだけしっかり限定して散水するのか、建物や、外壁に水がかかって良いかなどのお施主様の許容値によって費用は大きく変わってきます。

建物や外壁などに水が当たらないプラン

プロ仕様コントローラー+電磁弁

プロCコントローラー ×1台 55,000円
電磁弁セット ×1セット 50,000円

MRMスプリンクラー 他

※図面の内容で材料費 定価35万円~

建物や外壁などに水がかかっても良いプラン

プロ仕様コントローラー+電磁弁

プロCコントローラー ×1台 55,000円
電磁弁セット ×1セット 50,000円

MRMスプリンクラー 他

※図面の内容で材料費 定価25万円~

 

一つとして同じ現場がないので、当店の無料見積にご依頼いただき、アリングして適切な費用感を掴んでいただくのが一番良いです。ぜひお問合せください。

 

無料の見積り、設計図面作成

ドリップチューブ・ポップアップスプリンクラーの二つの平均的な費用感についてご紹介させていただきました。

 しかし、実際にはお庭1つ1つ形状も、その土地の条件も変わっています。

 当社ではこのコラム内にあるような建物とお庭がわかる図面をいただければ、無料で御見積と設計図面を作成しご検討していただくことが可能です。

 まずはご相談ということであればZOOM等でのオンライン打合せも可能です。ぜひご気軽にお問い合わせください。

 

 ご興味あるかたはぜひ下のお問合せフォームまで!!

相談・御見積依頼をご希望の方はこちら
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